ブレーキ鳴き対策の仕方

ハーレーは街中でも一目置かれる存在です。そんな、ハーレーがブレーキングのたびに、キーキー鳴いているのはとても恥ずかしいものです。ハーレーは車体が重いのでしょうがないと考えている人も多いかもしれません。しかし、適切なメンテナンスをすることでブレーキ鳴きを解消できます。

多くの場合、ブレーキが鳴くのは、ディスクローターが原因です。真っ先に考えられるのはブレーキパッドの摩耗による音鳴りです。プレーキパッドを新品に交換することで、ブレーキ鳴きが解消されることもあります。しかし、時にプレーキパッドを交換してもブレーキ鳴きが治らないこともあります。その場合は、しばらく慣らし運転することで、ディスクローターの溝にプレーキパッドがなじむことで音が消えることもありますが、それでも治らない場合は、深刻な状況です。

もともと、ブレーキはプレーキパッドをディスクに押し付けることで制動を得ています。キーキーとブレーキから異音が発生する場合は、プレーキパッドかディスクローターのどちらかが平坦ではなくなっている可能性があります。音鳴りの原因は、プレーキパッドとディスクローターの間にて発生した振動ですが、通常は「鳴き止めシム」というパーツが振動を吸収して音は聞こえないはずです。
異音が聞こえるということは、この「鳴き止めシム」が振動を吸収し切れていない状態です。

最初の対処方法は、プレーキパッドを交換して、しばらく慣らし運転することです。もしプレーキパッドの摩耗が少ない場合は、ディスクローターの表面を確認し、波打っていないかどうか確認します。もしそのような状況であった場合は、バイクショップにてディスクローターを研磨してもらうのが良いでしょう。