ハーレーはほとんどの場合にクラッチレバーを握り、放すことによって操縦できる仕組みになっています。左手は高速でも走っていない限り、忙しく握ったり放したりの連続になってしまいます。
握力のある男性でもつらい時がありますが、これが女性だとさらにきつくなります。ハーレーのクラッチは国産のものに比べるとかなり重くなっています。
クラッチには乾式と湿式の2種類があります。現在は湿式が使われていますが、オープンプライマリーにカスタムすると湿式にかわります。そのついででロッカークラッチやスーサイドクラッチにカスタムすれば、クラッチ操作を足ですることになるので重たさを感じずにすむことができます。
運転方法がマニュアルになるので慣れるまでには多少練習が必要になりますが、クラッチの重さからは解放されることができます。
次にクラッチがちゃんと調整できているかが大事になります。クラッチには適正なメンテナンスと交換が必要です。ちゃんと規定値の厚みがあるのかどうか、締め付けすぎていないかなどの調整が必要になります。これらが狂ってしまうとクラッチが極端に重くなってしまうので注意が必要です。そして最終的にはライトクラッチキットを利用することです。このパーツを使うだけでクラッチの重さが30%前後軽減されます。更にワイヤーをしっかりとグリスアップしておけばより軽くすることができます。
その他にもクラッチを軽くする各パーツが売られていますのでいろいろと試してみましょう。